今日から連休ですね!ワクワクな3日間を過ごしてくださいね♪
あ、気づけば日付が変わっている…
こんばんは!つむゴです(^o^)/
今日はちょっと印刷に関するお話をしてみたいと思います!
チラシが「思ってた色と違うやん!(T∧T)」っていう仕上りになったことありますか?
あなたはご自分でチラシとかをパソコンで作成されたりしますか?
例えば、エクセルで作ったり、つむゴがいつも使ってるイラストレーターっていうソフトを使って作ったり、はたまたパワーポイントで作ったり。
で、出来上がったデータを、例えば1,000枚とか3,000枚とか印刷したい場合、大概は印刷屋さんにお願いされると思うのですが、ネットで印刷発注して、出来上がったものが「思ってた色合いと違うなぁ〜。。でもまぁ仕方ないか〜。。」って思った事ありますか?
その原因は、データを制作した時のカラーモードだったりします。
カラーモードとは、つむゴなりに簡単に言いますと、パソコンで作業する時に見ている色の表現方法のこと。
例えば、エクセルでチラシを制作する時に、デジカメやスマホで撮影した写真もレイアウトしたりしますよね?
色のついたタイトルを入れたり、説明文を入れたりして1枚のチラシのデータが完成したとします。
この時のカラーモードは RGB。
で、いざネットで印刷入稿する時は「PDFに変換してからデータを送ってください」と指示があると思います。
そのPDFデータのカラーモードも RGB です。
RGBって、R(赤)、G(緑)、B(青)の意味で、まさにパソコンでレイアウトを作ってる時に見てる、モニター上で表現される色のことなんですが、
印刷する時のカラーモードって、CMYK、つまり C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、K(ブラック)という4色を掛け合わして色を表現するのです。
RGBに関して言えば、光の三原色って聞いた事ありますか?色が混ざれば混ざるほど、白に近づいていくので「加法混色」っていわれています。
RGBをイメージしやすい色で言うと、グリーンは蛍光グリーンのような鮮やかでまぶしいくらいの色が表現出来ます。
例えばこんな感じ↓
これがRGBで表現したグリーン。
では、これを印刷する時の色、 CMYKのグリーン で表現したらどうなるでしょうか?
RGBで作った↑上のグリーンを、そのままCMYKに変換してみます。
こちらです↓
いえいえ、RGBモードからCMYKモードに切り替えただけです。
ねっ??こんなにも色がかわっちゃうんです!!
さっき、CMYKは色を掛け合わして表現するって言ったんですけど、イメージとしては絵の具。
小学校の図工の時間に、黄色と青を混ぜたら緑になりま〜す♪とかってやりませんでした??
まさにあんな感じです。C(シアン)→簡単に言うと水色 と M(マゼンタ)→簡単に言うとピンク を混ぜたら紫になる!みたいな。
そのまぜる割合を微妙にかえて、いろ〜んな色を表現しています。でもCMYKは、色を混ぜれば混ぜるほど黒に近づいて行きます。だから色もくすみやすいんですね。
実際にはインクを「まぜてる」のではなくて、「点」で表現しているのを「重ねている」のですが、その話はまたいつか(^^)/
まとめ
そもそもモニターで見ているカラーモードと、印刷する時の色の仕組みが全く違いますので、
RGBで作ったデータは印刷物(CMYK)になると全体的に色が沈みます。これを頭の片隅に置いておいてくださいね!
ちなみに、エクセルやパワーポイントでデータを作られものはカラーモードが選べないので、PDF変換して入稿する時のカラーモードはRGB。
これを印刷屋さんがCMYKに変換して印刷してくれます。
なので作った時と色がちが〜〜う!を出来るだけ少なくするコツは、蛍光色に近いような色は出来るだけ使わないようにすること。あと、キレイな青空も印刷するとどうしてもくすんでしまうので注意です。
また、イラストレーターのソフトでチラシを作る場合は、カラーモードが選べますので、はじめからCMYKのカラーモードに設定した状態で制作してくださいね!
ということで、今日は長くなっちゃいましたね(^^;)
最後まで読んでいただいてありがとうございました!つむゴでした(^o^)/
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つむゴ(津村雅子)
